第304回番組審議会議事録 令和4年4月度
1.開催年月日  令和4年4月25日(月)

2.出席委員   種田生司 安藝広美 川崎卓巳 今村大輝
         加納璃乃 (順不同)

  欠席委員   宮地貴嗣 竹村朋子 (順不同)

  社  側    代表取締役社長 小松 健
          営業部専任部長 長山 卓司
          編成制作部長 岡本 嘉勝
                                                        
3.議題
 
  1.「村上RADIO特別版〜戦争をやめさせるための音楽」
    3月18日(金)23:00〜23:55放送分の審議
  2.その他エフエム高知の放送全般について

4.議事の概要
 「音楽には、戦争をやめさせられる力はない」という冒頭の謙虚な言葉に共感した。村上春樹さんが言っていたように「音楽で戦争をやめさせることは出来ないかもしれないけど、聴く人に戦争をやめさせなくちゃという気持ちを起こさせることが出来る」という言葉は音楽の与える影響力をあらためて考えるきっかけになった。村上さんの歌詞の翻訳は分かりやすく、詩の朗読のような感じがした。番組のホームページは村上さんが話したことが全部書かれていて、分かりやすかった。今だからこその番組だったと思うが、二度とこのような番組がないように願いたいと思う。
5.議事の内容

1.「村上RADIO特別版〜戦争をやめさせるための音楽」について  

委 員
 番組タイトルを見てリスナーが増えるのではないかと思いました。時代背景のよく分かるベトナム戦争をテーマにして、今のウクライナ侵攻と掛け合わせて、具体的に対ロシア・反ロシアの言葉もありませんしにおいも出さなかったのですが、当時のアメリカの若者が何を感じていたのか、日本の若者が何を感じたのか、強いメッセージ性のある内容の番組になっていました。2022年になってまさかこのような番組を聴くことになるとは思いませんでした。曲はベトナム戦争時代のものからリバイバルを含めた様々なアーティストと曲は幅広く奥の深いものでした。印象に残ったのはブルース・スプリングスティーンの友達がたくさん亡くなり自分も戦争に行きそうになったけど今ここにいて、そしてWARを歌ったという話でした。今回の番組ほど、知っているけど聴いたことのない曲が流れた番組は初めてでした。村上さんの言うとおり、音楽で戦争をやめさせることは出来ないのですが、局としても大英断ではなかったかと思います。エフエム東京がこのタイトルで出来るのも村上さんとのつながりがあり、今だからこその番組で、名番組だったと思います。二度とこのような番組がないように願いたいと思います。

委 員
 戦争をやめさせるための音楽は、ヤフーニュースにもなっていて、議題番組になる前から知っていましたので今回聴く機会があり良かったです。一般的な30代の感覚とは違う視点の文化的レベルの高さというか、ハイセンスぶりにしびれました。ハルキストというわけではないのですが、村上春樹さんの訳してる英文学の小説も読んできたので、ラジオで村上さんの端正で美しい日本語が並んでいくことが渋いなと思いました。選曲がすごく渋かったです。例えばマーヴィン・ゲイの音楽を紹介する時にストレートにWHAT’S GOING ONではなくてWHAT’S HAPPENING BROTHERをカバーで紹介するという、その渋さがすごいと思いました。音楽で戦争はとめられないという認識はあって、それでもハイセンスな音楽に聴き入ってしまう自分は何なんだろうと考えさせられる機会になりました。目の前の現実を直視しようというメッセージとして受け止めました。  

委 員
 洋楽を聴く機会が少なく翻訳してまで聴くこともないのですが、村上春樹さんが「この曲はこういったことを歌っている、こういう背景でつくられた曲だ」という解説を入れながら番組を進めてくれたことで、曲の伝えたいメッセージを感じながら聴くことができました。私の聴いてる曲の種類にもよるのかもしれないのですが、災害や戦争の悲惨さを伝える曲だったとしてもぼかしているというかストレートではないので、ダイレクトに反戦を訴える洋楽のスタイルに新鮮さを感じました。村上春樹さんが言っていたように音楽で戦争をやめさせることは出来ないかもしれないけど、聴く人に戦争をやめさせなくちゃという気持ちを起こさせることが出来る、というのは私自身この番組を聴いて思ったので、音楽の与える影響力をあらためて考えるきっかけになりました。  

委 員
 村上春樹さんの声がラジオに合ってると思いました。話し方にホッとするというか、大人っぽいなと思いました。反戦のメッセージのある曲ということなんですけど、どの曲も曲としていい曲だなと思いました。番組のホームページを見ると、村上さんが話されたことが全部書かれていて、分かりやすかったです。たまたま昨日(4/24)の番組も聴いたのですが、イラストレーターの和田誠さんの集めていたレコードを流していてそれもすごく良くて、これをひと月に1回聞けるのは嬉しいなと思いました。  

委 員
 「音楽には、戦争をやめさせられる力はない」という冒頭の謙虚な言葉に共感しました。一つ一つの曲を日本語に訳していただき、とても心に入ってきました。「でも、聴く人に「戦争をやめさせなくちゃ」という気持ちを起こさせることは、きっと音楽にもできるはずです」という言葉は、とても複雑な気持ちでしたが、やはり戦争は良くないことだと感じました。村上さんの言葉はどれも適格で素晴らしいと感じました。  

委 員
 聴き惚れました。村上さんの詩の朗読のような感じがして、歌詞を翻訳してくれていて分かりやすく、曲よりもそちらを聴いていたい気持ちになりました。心に入ってくる言葉もあり感銘をうけました。55分があっという間で、ずっと聴いていられる番組でした。早くこの状況が終わればいいということも込められている番組だと思いました。  

2.その他エフエム高知の放送全般について 
     なし
6.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及び、
  その年月日

  なし  

7.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合における内容、
  方法、及び年月日


  <第303回番組審議委員会>

   ・放送日 令和4年4月3日(日)25:00〜25:05
   ・議事録の公表(総務部にて)
   ・ホームページ   令和4年4月1日(木)

8.次回審議会は令和4年5月26日(月)
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