第263回番組審議会議事録 平成30年3月度
1.開催年月日  平成30年3月27日(火)17:30〜18:30

2.開催場所   エフエム高知 5階大会議室

3.出席委員   種田生司  安藝広美  宮地貴嗣  川崎卓巳
         天野弘幹  下村三和  土肥純佳(順不同)
                           
  欠席委員   なし

  社 側     代表取締役社長 安岡 直人
         役員待遇総務部長兼営業部長 長山 卓司
         放送制作部長 矢野 剛
                         
4.議題
 
  1.「LOVE&HOPE Special 7年目の春だより〜ふたつの故郷〜」
       3月11日(日) 13:00〜13:55放送分の審議
  2.その他エフエム高知の放送全般について

3.議事の概要
 番組の始まり方が印象的だった。子どもの「海が見える」という声や電車の音は福島の風景や息づかいが感じられた。子どもたちの素直な言葉や臨場感のある音は胸を打った。被災者の漠然としたイメージではなく個人としてどう生きて何にぶつかっているかを伝えていて、被災者と丁寧に向き合っている番組だった。お店の藤田さんが小学生の声に「すでに泣きそうだよね」と言った言葉や、姜尚中さんの「あたりまえがあたりまえじゃない現実」「震災が子どもを早く大人にさせる」など、印象的な言葉が散りばめられていた。選曲は番組に合っていた。希望を感じられて、勇気づけられる番組だった。
6.議事の内容

1.「LOVE&HOPE Special 7年目の春だより〜ふたつの故郷〜」  

委 員
 聞きごたえのある番組でした。番組の始まり方が印象的でした。子どもの「海が見える」という声や電車の音が聞こえて、福島の風景や息づかいが感じられました。地元の小学校に通えずに過ごしている子どもたちがいることにたまらない気持になりました。それでも子どもたちは真っ直ぐできらきらしていることに胸を打たれました。漁師を目指す女性の話は「お父さんと一緒に漁に出たい」という気持ちが胸を打ちました。師匠の「後継者は宝だね」という言葉が印象的でした。選曲は流れに合っているなと思いました。希望を感じさせてくれて、勇気づけられる番組でした。

委 員
 震災によって失ってしまった、何気ない暮らしがいかに大切かということを伝える番組だと思いました。被災者の漠然としたイメージではなく個人としてどう生きて何にぶつかっているかを伝える番組でした。番組の前半が子どもたち、後半で26歳の女性の姿を追っていました。女性が漁師になることは被災に関係なく大変なことだと思うので、そちらのほうの印象が強くて、震災の番組との関わりとは離れた感じを受けました。それが悪いというわけではなくて、番組の趣旨である日常の暮らしが災害によって奪われたということを伝える構成になっていたと思います。前半の子どもたちのところは胸を詰まらせながら聞かせてもらいました。番組は被災者と丁寧に向き合っていると思いました。例えば、子どもさんが「崩れた建物を壊して欲しい」と言っていたのですが、「10年後には忘れられると思うけど、忘れて欲しくない」という言葉もありました。小学校を訪れた時には立ち寄らなかった自宅に後日訪れた時に、自分の忘れていた小さい頃の話をしたとお母さんが語っていました。家を手掛かりに思い出したということは、崩れた建物を単純に壊してしまうことは良いことばかりではないということ、どちらを選ぶにしても簡単なことではないということを自然な形で表現していたので、大変配慮のある番組だと思いました。  

委 員
 震災の影響が少しずつ忘れられそうになっている中で、高知もいつか来るということを被災地が知らせてくれる重要な番組でした。小学生の言葉が自然で、感情がこもっていて涙が出そうになりました。現地の音が上手に入っていて、会話もぎりぎり聞こえるかどうかという感じだったので、苦労して作られたのだろうなと思いました。漁師を目指す女性の話は、私も娘に一緒に働いて欲しいと思っているので、父親として娘が一緒に働いてくれたら嬉しいだろうなと思いました。本当に良い番組でした。来年も続けて欲しいです。  

委 員
 番組のスタートが印象的でした。小学校を訪れた時にスマホで写真を撮る音とか声が響く感じに臨場感がありました。お店の藤田さんが小学生の声に「すでに泣きそうだよね」と言った言葉や、姜尚中さんの「あたりまえがあたりまえじゃない現実」「震災が子どもを早く大人にさせる」など、印象的な言葉が散りばめられていました。音楽の入り方がとても自然で、音楽に入るまでの話の内容と歌詞がリンクしているところもあり、番組に合っているなと思いました。この時期になると震災を取り上げるような番組がありますが、続けていくことと忘れないことが大切だなと思わされる番組でした。  

委 員
 復興や震災の番組というと硬くて暗いイメージがあったのですが、この番組は未来に向けて話している人たちの声を聞けて、前向きな気持ちになりました。漁師を目指す女性の話は、周りの人たちに助けられていることだけでなく、風評被害の実情も分かりました。  

委 員
 数年前に議題になった「70年目のカープ女子」という番組と比べてしまったのですが、被爆した広島の復興の取り上げ方と随分違うし、復興が遅いと感じたので同じ日本人として反省しました。子どもたちがこれから未来を描いていくのは私たちだと、この番組を通して世界に発信できるのではないかと思いました。涙が出そうになるところもありましたが、もう少し明るくても良かったのではないかと思いました。7年経ってもう悲しむ時ではないのではないかと思うので違和感がありました。もう少し前向きな番組にして欲しかったです。姜尚中さんの言葉は重みがあってさすがだなと思いました。  

委 員
 タイトルを見て、重い番組だろうと思いながら聞いたのですが、涙が出て困りました。曲の入り方が良く、番組内容を壊さない選曲になっていました。姜尚中さんと高橋万里恵さんの声が良くて胸に響きました。子どもたちの素直な言葉や臨場感のある音は胸が詰まりました。姜尚中さんの「あたりまえがあたりまえではない」という言葉は重みがありました。漁師を目指す女性の話など、過去ではなくこれからどうするかという良い内容でした。ずしっと胸に入ってくる番組でした。    

 

2.その他エフエム高知の放送全般について 
     なし
7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及び、
  その年月日

  なし  

8.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合における内容、
  方法、及び年月日


  <第262回番組審議委員会>

   ・放送日 平成30年3月4日(日)25:00〜25:05
   ・議事録の公表(総務部にて)
   ・ホームページ   平成30年3月2日(金)

9.次回審議会は平成30年4月20日(金)17:30から開催
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